概要

UA ClientCoreはPLCやロボット、射出成型機など、OPC UAサーバ機能を搭載した機器とOPC UA通信でデータ交換ができるモジュールです。 EXCELベースの「UA Monitor」および、CSV出力の「UA Recorder」 という弊社既製品の仕様、制約では条件を満たさない場合があり、 既製品にとどまらない自社独自のOPC UAクライアント機能を搭載した業務アプリケーションを開発したいときに最適です。

特長

• 難しいOPC UA部分をモジュール化しているのでOPC UAの知識・勉強が不要
  ※SDK(開発環境)の準備も不要
• 開発ライセンス＋実行ライセンス形式なので必要最低限のコスト・準備でOK
• 自社製品やアプリケーションに組み込むことでオリジナルのOPC UAクライアントを実現
• OPC UAのレベルアップに順次追従するので最新の機能が使える
• OPC Foundation適合テストツール(CTT)実施済のため高品質を担保

期待される効果

• 短納期
• コスト抑制
• 最新機能
• 高品質
• 自由な開発

主な機能

• [接続・切断・暗号化]　OPC UAサーバとの接続切断、通信の暗号化を実施
• [読込み]　OPC UAサーバのカレントデータを読込み※配列データも対応
• [書込み]　OPC UAサーバへのデータ書き込み・関数Callの実施
• [値変化通知]　OPC UAサーバからの値変化通知を受信
• [ブラウズ]　OPC UAサーバのノードを参照する
• [接続先サーバを検索]　接続可能なOPC UAサーバを検索する
• [構造体]　構造体データの取扱い
• [イベント受信]　OPC UAサーバからのイベント通知を受信
• [履歴読込み]　History機能をもつOPC UAサーバへの履歴読込み
• [証明書]　セキュリティ証明書の管理・発行機能
• [セキュリティ]　最新の高レベル暗号化スイート対応
  -Basic128Rsa15/Basic256/Basic256Sha256
  -Aes128Sha256RsaOaep/Aes256Sha256RsaPss
  

動作環境

依存ライブラリ

• .NET Standard 2.0

プラットフォームと必要ライブラリ

• Windows10「.NET Framework 4.6.1」のインストールが別途必要
• Linux「.NET Core(.NET5)2.0」のインストールが別途必要　※CentOS8にて動作確認済み