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2025.1.29  Vol.44
Skkynet/BellChild/Puertoからお届け

「NEWSLINK」は、カナダのトロントに本社を置くSkkynet社と、日本国内におけるマスターディストリビューターであるベルチャイルドより「Cogent DataHub™」の最新情報をお届けします。製品情報だけでなく、インダストリー4.0で推奨のプロトコル「OPC UA」 やセキュアなIIoTソリューション「iBRESS」、国内４箇所でIIoTが体験できる施設「IIoT Lab」などIIoTに関する情報も併せてご提供します。

■Skkynet 便り

最近のリクエストにお応えし、V11で強化された新しいセキュリティ機能に関するDataHubのドキュメントを拡張しました。また複数のプロトコルに対応した安全なアウトバウンドトンネリングを紹介する新しい動画も公開しています。

：DataHub V11セキュリティ：リモート接続について

DataHub V11以降では、セキュリティ強化のため、デフォルトでは匿名のリモート(ネットワーク)接続ができなくなりました。対象となる接続は以下の通りです。
● Mirror - トンネルスレーブ接続
● OPC UA - OPC UA クライアント接続
● TCP - TCP接続(例:Microsoft Excel用 DataHubアドインやDataHub APIを使用する場合)
DataHub V11のセキュリティ詳細やリモート接続の設定手順などをご説明しています。
【リモート接続におけるセキュリティ設定】

：DataHub V11セキュリティ：アクセス制限について

DataHub V11では、以下の条件でアクセスを制限ができます。
● プロトコル - 特定の通信プロトコルで制限(OPC DA、OPC UA、トンネル/ミラー、MQTT、TCP、DDE等)
● IPアドレス - 特定の IPアドレスや CIDR パターンで制限
● データドメイン - 指定したデータドメインやregexパターンで指定された複数ドメインで制限
DataHub V11のセキュリティのアクセス権限の設定についてご説明してます。
【アクセス権限におけるセキュリティ設定】

：動画紹介：セキュアトンネルミラーリングの構築

過去数年間で、DataHub のトンネリング機能は、工場内の OPC DA トンネリングから、OT と IT 、さらにクラウドを安全に接続する機能へと進化しています。この機能は、OPC DA、OPC UA、A&E、A&C、Modbus など、さまざまなプロトコルに対応しています。
DataHub V11 のセキュリティモデルを活用した安全な接続方法について詳しく解説しています。ご参考になれば幸いです。
【動画はこちらから】

■iBRESS 便り

：Needsを実現するDataHubソリューション
～装置故障・異常で生産が時々停止、各工程で状況把握したい～

ものづくり／生産工場における現場での生産設備の故障や異常が原因で生産が断続的に停止する問題は、多くの製造業者にとって大きな課題です。この問題を解決するためには、各工程での状況をリアルタイムに把握できるシステムの導入が効果的です。例えば、IoTセンサーを活用して設備の状態を常に監視したり、生産設備がもつ異常・エラー情報を監視します。異常が検出された場合には即座にアラートを発信する仕組みを構築します。また、データ分析を行うことで、故障の予兆を早期に検知し、計画的なメンテナンスを実施することができます。オンプレミスで構築する事で、工程毎のラインのどこで遅れが発生しているのかを捉えることができ適切な対応が即座にとれます。加えてクラウドベースのプラットフォームを活用すれば、遠隔地からも状況を監視することが可能です。これにより、迅速な対応と生産性の向上が期待でき、設備の稼働率を最大化することができます。
Cogent DataHubは低レイテンシでありリアルタイムなデータを容易に一元管理（データ集約）することができます。WebView(HMI)では集約データのリアルタイム表示、閾値を設けての処理、アラート通知をユーザにて容易に作成（設定）でき、オンプレミス/クラウド上での監視システムの構築が可能です。
【WebViewページ】

：DataHub パートナー企業(株式会社ハネロン様)ソリューションご紹介について
～リモートI/Oで現場のデータを収集しDataHubで上位に連携／WebViewで視覚化！～

今月発売を予定しているハネロン社の「リモートI/O」は、データ収集ポートを2CHに限定したコンパクトかつ安価なデータ収集端末です。収集できるデータはアナログもしくはデジタルの電気信号で、サンプリングや上下限値による警報、接点入力のON/OFFを取得することができます。遠隔監視向けの製品には大規模向けのものが多く、小規模を希望されるユーザには運用開始までの手間やコスト面がネックとなっていましたが、それを解決するのが「リモートI/O」です。データ通信にはWi-FiもしくはLTE（4G）のいずれかを利用しますが、収集したデータをDataHub に接続しHMI 作成＆閲覧機能 「WebView」 でリアルタイムに視覚化することで工場、プラント、設備、施設などで必要とされるデータの推移や異常を速やかに把握することができます。「リモートI/O」とDataHubを導入することで予防保全や異常時の素早い初動など現場管理やメンテナンス業務に大きな効果をもたらすことが期待できます。
【リモートI/O紹介ページ】

■UA Lab便り

：産業AI構築講座 開催のお知らせ

ここの度、地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所（KISTEC）が主催する人材育成講座において、当社の本田が講師を務めることとなりました。本講座では、産業AI構築の方法について、AI活用の基礎から応用までを解説いたします。さらに、OPC UAや現在、注目されているLADSについてもご紹介します。
本講座は、AI活用を検討中の企業様や、AIの導入による業務改善を目指す皆様にとって、非常に有益な内容となっています。AIの基礎知識を深めたい方や、実務での活用方法を学びたい方におすすめです。
【産業AI構築講座 詳細・申込ページ】
※地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所は、神奈川県の公設試験研究機関です。KISTECは、ものづくり企業の研究から製品化までの幅広いサポートを行い、県内産業の発展及び県民生活の向上に貢献することを目的としています。

■かえでの国より

あけましておめでとうございます！日本の皆さま、新年は如何お過ごしでしたか？こちらでは、クリスマスが家族と過ごすメインイベントなので、年越しは花火やコンサートがあるものの、日本のような「お正月感」はないのでちょっと物足りないです。少しでもお正月気分を味わいたくて、今年は家で眠っていた餅つき機を稼働させてみました！娘や息子の友人達も巻き込んで、できたてのお餅を食べてもらうことにしました。餅つき機の中でお餅がクルクルと回る様子が面白いらしく、若者たち（＋犬たち）も釘付け！その真剣な顔がかわいくて、ちょっと笑えました。お餅はお醤油と海苔、きな粉、あんこ、大根などのトッピングをセルフサービスで。好きな味をそれぞれで試してもらったら、意外にもみな「これもイケる！」と全種類完食！作った甲斐がありました。でも若者たちがはしゃぎながら食べているのを見て、喉に詰まったら大変！と「よく噛んで！」、「飲み込まないようにね！！」とお正月早々、ついつい口うるさい注意おばさんになってしまいました。(笑)。
巳年は「復活と再生」を意味し、「新しいことが始まる年」になると言われているそうです。新しい年。穏やかで世界中の人達の笑顔が増える良い一年になりますように。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
【Canada Photo Collection】
↑↑子供のころ、こんなお菓子の家に憧れました！

Skkynet Cloud Systems, Inc.
2233 Argentia Road Suite 302 Mississauga, ON L5H1T3

株式会社ベルチャイルド
〒532-0003 大阪市淀川区宮原4-2-10 PMO EX 新大阪8F

株式会社Puerto