■Skkynet 便り
:Cogent DataHub version 11 Betaリリース
~セキュリティ向上のご紹介~
次期バージョン(Ver11)のBeta版がリリースされました。今回は、その中の一つDX化の最も重要なセキュリティについて向上された内容を紹介します!
新しいセキュリティ・モデルでは以下が提供されます。
・ローカルWindowsマシンまたは外部LDAPサーバーからユーザー・アカウントをインポート
・MFA–TOTP(時間ベースのワンタイム・パスワード)を含む多要素認証を使用したユーザー認証
・接続ソース(IPアドレス、CIDR)および接続プロトコル(OPCUA、MQTT、TCP など)によって
ユーザーのアクセス許可を区別する機能
・アプリケーション機能用のカスタム・ロールと権限セットを作成し、
ドメイン固有の権限を使用したデータのセキュリティ
・ユーザーを承認するためのより強力な権限の粒度
【ベータ版のリクエストページ】
【機能詳細ページ】
新しいセキュリティ・モデルは新しいファイルと形式を使用し、DataHub Ver10セキュリティデータ(ユーザーや権限など)を自動的に移行します。Ver10に戻すのも簡単です。
【ドキュメント参照ページ】
:新ブログのお知らせ
ブログではテクノロジーのトレンドなどの情報をご紹介しております。英語ですが海外の動向が分かり、皆さまのご参考になれば幸いです。
“Engineering Out” Cyber Risk
Industrial IoT, デジタル化、Industry 4.0の登場によって、サイバー攻撃から守る安全性がますます求められています。最近発表された「サイバー情報を考慮したエンジニアリング(CIE)実装ガイド」、産業プロセスの安全性を保持するサイバー情報工学、デジタル接続、センサー、監視、制御、システムの概念、設計、構築、運用にサイバーセキュリティを統合して考えるエンジニアリングアプローチについてのブログです。
【このブログ記事】
Educational Hub
Educational Hub では、様々なビデオ、ホワイトペーパー、ユースケースなどでCogent DataHubをご紹介しております。特にBest Practices: OT to ITシリーズの新ビデオでは、注目されるセキュリティに関連した話題などを連載しておりますので、是非ご覧ください。
●Educational Hub Posts:
●Why You need Both Network and Data Security:
●Tunnel/Mirroring for Secure Data Access:
●Challenges and Best Practices:
:DataHub技術情報(翻訳動画)
~ブリッジ・インターフェース~
今回ご紹介する動画は、OPCサーバを相互接続し、ある機器の変更を別の機器に直接伝えるようにDataHubを構成する方法です。このブリッジ機能は、DataHubをデータが通過する際に、データの単位(線形変換)やスケールを共通の標準に合わせる(範囲マッピング)したり、ユーザ毎にアクセス許可するデータセットを作成するために使用する便利な機能です。DataHub評価版ダウンロードして実際にお試しいただけます。
【動画はこちら】
【メーカのダウンロードサイトはこちら】
:V10.0.4リリース!
Cogent DataHub V10.0.4のリリースをお知らせいたします。このバージョンでは、OpenSSLをバージョン1.1.1wにアップグレードすることで、Tunnel/Mirrorを介したトンネリング機能やWebサーバーを介したHTTP接続、およびMQTTクライアントのサーバーへ最高レベルのデータセキュリティを提供します。さらに、MQTTライブラリのアップグレードより、MQTTのパフォーマンスを向上、MQTTアドバンスパーサーにクライアント情報を追加、メッセージ処理及びSparkplugデータ操作を改善しています。またGrafana, Remote Config, アラームの認識、OPC A&EおよびOPC UA A&C、バグなどの改善やアップグレードされています。詳しい情報は、リリースノートをご覧ください。
【最新リリースの詳細ページはこちら】
【ダウンロードはこちら】 |